Terrazzo di Torino(トリノのアウトドアテラス)

前回ご紹介した雑誌Terrazzi e Balconi テラスとバルコニー、の続き、第2弾です。

今回の記事は北イタリア、トリノのアパートメントのL型テラスです。
外壁や床面を植物で覆いたい希望があって緑化が出来ない条件の場合、どうしますか?何を選択しますか?ここを手掛けた女性デザイナー2人はフェイクグリーンを選択しました。
偽の緑、プラスチックや繊維による製品も使いかたによっては本物より本物らしく施工できます。壁面緑化技術もレベルアップしてきましたが、まだまだ施工初期段階はツル植物が成長前でさみしい場所が見られます。店舗など成長を待っていられない場所には一部フェイクグリーンを絡ませ、見栄えを助けることもあります。将来的には本物が絡みついて見えなくなるのですが・・・。

さて本題に戻ります。
L型のテラスは西~北側と南側に連続しますが、前者にはゲストを招くパーティやお食事会、ソファでの団らんが可能なパブリックなテラス、後者の南側は家族のプライベートスペース、角に小さなアウトドアスタジオ(書斎)をもち、あとは何も置かずに子供たちの遊び場として考えられています。

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柱によって区切られた西~北テラス、柱のリズムに合わせ、シンプルな縦型プランターを配置しています。
四角いプランターを4つ整形にならべ、菜園スペースをアレンジ、全体的に白と緑を基調としたジオメトリーな空間を強調するようなデザインです。
植物も白と緑に拘り、ジャスミンやカズラ類など白花、斑入り葉をもつ植物に限定しています。
人工緑化パネル等も置けない条件のテラス、壁にはフェイクグリーンマット、床には人工芝を貼り付けています。
このように幾何学なデザインの中で使われる人工芝、いかがでしょうか?思いのほか美しく見えるのは私だけではないと思います。
ソファエリアの前には個性的な長方形プランターが並べられ、外部からのスクリーンとなっています。
ここで使われているプランター類はとてもシンプル、隙間や模様が抜けているものや、照明が入っている製品もあり、並べることで圧迫感の無い素敵なスクリーンになります。
次のブログで、この雑誌で紹介されるマテリアルコーナー記事の中で紹介したいと思います。
日本でも輸入家具として設置可能です(置かれている事例もあります・・・コストは高めですが)。

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写真の中に見られるアジア、インドなどを思わせるオブジェに気づかれたでしょうか?
オーナーは世界中を旅する家族、いろいろなオブジェを購入して飾っています。
奥に見える仏像が座っている姿・・・これは座椅子とのこと、照明が入るタイプもあるようです。
こんな選択のセンスも個性的ですね。


こちらはおまけですが・・・仕事でマンションのエントランスに配置しましたフェイクツリーです。
本当は生きている自然の植物を入れたい・・・と思っていますが、水もあげず枯れてしまう懸念がある時は敢えてフェイクを選択します。
賛否両論ありますが、将来を考えて設置した製品です。(イタリアに関係ありませんが、ご参考まで)
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