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Villa Vogel

Villa Vogel

娘が何度も通ったお気に入りのフィレンツェ市、公の公園です。
100,000㎡もの緑豊かな公園となっています。
入場無料ですが、時間帯が決められ安全性も高く本当に美しい公園です。
園内にはフィレンツェ市Quartiere 4(区域名)の役所やバールもあります。
またイベントや展示会場も備わっていて、住民の憩いだけでなく活用型の公園として人気があります。

広々とした芝生と大きな樹の群+青い空!最高です。
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門があり、通常20時、夏は24時まで開いています。春夏は20時頃まで明るいため、子供たちは夕方涼しくなる17時頃から増え、夜まで遊んでいますが、夜?という感じがせず、ついつい長居。
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13世紀、Capponi(カッポーニ)家の所有だったこの土地に塔型の邸宅が建てられました。当時、別荘として塔型の建物が主流だったようです。14~16世紀のルネッサンス時代、塔や回廊をもつ邸宅が流行していました。17世紀に前庭のようなポーチ、建物に積み重なるようなデザインの開廊、石造りの円天井(テント型)ヴォールトをもつ前室的ガゼボが増設され、邸宅の範囲が広げられました。
18世紀にはvia delle Torri(トッリ通り)沿いに1400年代様式の玄関を持つ礼拝堂が建てられました。

1776年まで上記のカッポーニ家の所有でしたが、その後Franceschi(フランチェスキ)家の手に渡り、1923年にはVogel(ヴォージェル:ドイツ語ではフォーゲル、スイス出身の家族)家の所有となりました。
発音はヴォージェルと聞こえていましたが、イタリア語の発音です。本当はフォーゲル家というべきなのでしょうね。
第一次世界大戦後、邸宅は事実上ほったらかしになってしまいましたが、1980年代にようやく全面的に修復されフィレンツェ市へ寄贈されました。19世紀からは正式にフィレンツェ市の所有となっています

子供たちだけではなく、大人の憩いの場所、散歩などゆっくりとした時間が過ごせます
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大きな池や中国人を象った彫刻、この意図はなんでしょう?
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娘は公園でお友達と知り合い、フリスビー開始!そしてしばし休憩・・・を繰り返していました
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回転型遊具では、子供たちがたくさん集まり、回しているお父さんが大変でした。
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昔の邸宅と庭園から時を経て緑豊かな公園へ。
多くの住民に愛される素敵な場所になっています。

ここの歴史についてはWEB上にほとんど載っていませんでした。住民たちは何となく
「昔、貴族の土地だったらしい、裕福なヴィラがあったらしい」とは知っているものの残念です。
邸宅のあった時代の地図など、保存されていれば見てみたいなと思いました。