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“Un Posto a Milano ウン・ポスト・ア・ミラノ”

ミラノ観光の中心ドゥオモから地下鉄で約10分、ポルタ・ロマーナ駅から徒歩10分の住宅街の一角にあります。観光地の雑踏にちょっと疲れたら、リフレッシュになる緑豊かなオーガニックレストランです。
このエリアは元々農場地帯で歴史ある地区 “Cascina Cuccagna カッシーナ クッカーニャ”と呼ばれています。カッシーナは共同経営形態の農場、またその中にある農家の意味、そしてクッカーニャは楽園、ユートピアの意味です。1700年代にはカトリック教の薬草園が広がり、1900年前半は作家や職人の工房、食堂が集まる楽園的存在になりました。
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その後ミラノ市所有地となりましたが、再活性化をはかるプロジェクトが立ち上がり、その一環として当時の建物を修復、2012年春にオープンしたオーガニックレストランが“ウン・ポスト・ア・ミラノ”です。上階には宿泊施設も併設しています。
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地下鉄から地上に出ると、閑静な住宅街。観光地の賑わいが地下鉄10分で全然変わります。大通りから横道に入ると、そこだけ急に切り取られたような田舎の農家が真っ青な空と緑の芝生の中に佇んでいます。
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レストランのオープン時間はランチ12時半~早く着いたら手前のバールやカウンターで飲みながら待つことも出来ますが、私たちは畑の中を散策したり、娘は積木で遊んだり、待ち時間を楽しみました。何とも言えないワクワク感を与えるバーカウンターではフレッシュな野菜や果物もたくさん積まれていました。
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レストランは室内とテラスが選べますが、テラスは平日でも予約でかなり埋まっていました。
天井が高く室内でも外気が感じられ、夏は涼しく快適です。アンティークを生かした素朴な空間が落ち着きます。
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2015年にはGambero RossoのTre Gamberi に選ばれました。ミラノでは2店目の快挙だそうです。シェフによる伝統+αアイデア満載の料理はどこまでもオーガニック、地元、近隣契約農家の野菜を使い、オリーブオイルやワインもオーガニック、ベジタリアン料理も多く、健康にも環境にも、とことんこだわっています。

毎週火~金はHPにランチメニューがお知らせされます。軽めのコース、きちんと食べたいコース、アラカルトも豊富です。届く食材の内容でシェフが考案、メニュー名はなかなか難しく、私たちもほぼ全部説明してもらいました!
まずは初来店者におススメ”味見のアンティパスト”という名で少しずつトライできる一皿です。

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こちらは野菜尽くしの手打ちラビオリ、中身も茄子のペーストでした。

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鮮やかな赤はトマト、酸味がほとんど無く甘い!少し厚めのパスタ生地にとても良く合います。
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畑の中にも木陰の席があります。虫が苦手だとちょっと躊躇するかもしれません(笑)
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芝生は「子供だけ入っていいよ~でも芝生のために砂利をまいたりしないでね」と書かれています。
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ここは「蝶々のための花壇」です。
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畑の食材も活き活きしています。
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戦時中、ミラノ市内にも食材確保の畑が多く存在しました。その歴史が書かれたパネルがありました。
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クッカーニャには今でも多くの自主農園が点在します。その交流拠点として、ここではボランティアスタッフによって菜園を管理、育てて食べる親子イベントや毎週水曜の夕方市場を催しています。

昨年のことですが、福岡の三ツ星レストランシェフを招いて日本の食材を楽しむジャパンフェスタを開催したそうです。神戸牛なども振る舞われたそうで、スタッフさんが「それはそれは美味しかった!」と話していました。

都心ミラノにあるからこそ貴重なオーガニックレストラン、新鮮な味を体感しました。

Un Posto a Milano ウン・ポスト・ア・ミラノ
http://www.unpostoamilano.it/index_eng.php

こちらのサイトでも同記事を紹介しています。
https://lovegreen.net/place/p50751/



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住んでいた時期を思い出させるアパートメント滞在 in Milano

家族の海外旅行にはアパートメントがとても楽です。
昨年のミラノ滞在もキッチン、洗濯機(夏は必須!)バス付のアパートメントを借りて過ごしました。鉄道駅からも徒歩圏、「垂直の森」のある新しい街区エリアでありながら歴史が保たれている中間領域な場所を選びました。もちろん歴史的中心地も散歩しながら徒歩で行かれます。

イタリアに限らずなのかもしれませんが、まず大通りからアパートが見えることは少なく・・・
住所番号をたどると、バール横の木製扉から中に入るようです。
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ここで大家さんと合流、鍵を3種類渡されました。
まず第1の大きな扉・・・の下の方に開く小扉を空けて中へ。
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扉の内側はこんな感じです。大扉が開く機会はほとんど無さそうです。
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次はデザインが美しい鋳物の門扉、2番目の鍵で開けます。
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と、ロの字建物に囲まれた中庭に入りました。庶民的なアパートのようです。
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(実はもうひとつ門扉がり、こちらは別の中庭を持つ建物に繋がっていました。)
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このㇿの字建物を通り抜けると・・・
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緑豊かな次の中庭、蔦が這うアパートメントに到着。
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我が家が借りたのは階段を上がった2階、3番目の鍵を4回グルグル回して開けます。
娘も練習を重ねました。何となく・・・のコツがいるのです。ちょっと上に力を入れたり、鍵を差し込みすぎないとか、言葉ではうまく表現できないコツが!
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窓から反対側を見ると大通りに面した洋服屋さんが続いているようでした。奥に細長いお店です。実は毎朝ガラス・ビン類をすごい音を立てて外に出すので、早朝に止めて~と思いました。
ゴミ事情だけは滞在するまでわからないものです・・・。
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部屋の中はとてもシンプルです。
ソファベッドのあるリビング、ミニキッチン。電子レンジもあるのでとても便利でした。
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寝室、奥の扉を開けると洗面(洗濯機)・バス&トイレ
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夏なので洗濯物も良く乾く!
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朝食はバールに出かけたこともありましたが、近所に大きなスーパーがあったので買ってきてゆっくり食べることが多かったです。
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ちょうどオリンピック時期でしたので、テレビ観戦をしながら・・・。

住んでいるように滞在する気持ちのいいアパートメントでした。
Corso Garibaldi 127 Milano





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