★LUCE DENTRO 蓄光材を活用したデザインの幅を拡大中★
<画像転載禁止、ご理解ください>
LUCE DENTROとの出会いは6年前の春、友人、知人の紹介で来日の際にお会いしました。
蓄光材を活用し、あらゆるチャレンジをしています。
プロダクト、インテリア、エクステリアの建築分野だけでなく、最近はファッション分野でも興味深い発想を展開中です。
Luce=光、dentro=中へ、その名の通り“光”の素材を利用した製品を生み出す会社であるが、その光源に特徴をもつ。それは蓄光材という材料で、太陽光(紫外線)や人工光、蛍光灯などの光からエネルギーを蓄え発光し、電力を使わないエコエネルギーとして注目を浴びています。
la fotoluminescenza(ラ・フォトルミネシェンツァ=フォトルミネッセンス
ルミネッセンス(Luminescence)とは、物体や物質が吸収したエネルギーを発光の形で放出する現象を意味し、特に光によるエネルギーを吸収し光を放出(発光)することを「フォトルミネッセンス(PhotoLuminescence)」、通称PLと表現します。蓄光材は暗闇でも残光します。残光時間も長く、一番強く発光するのは数十分程度ですが、その後はゆっくり下降しながら数時間きえることはありません。
代表のLuca Beltrame(ルーカ・ベルトラメ)氏より最近のプロジェクト、作品を見せて頂きました。
◆AVATER GARDEN
光る蝶が美しく舞うガーデンオブジェです。
自然エネルギーの活用に共感した建築家Bettazzi Percoco(ベタッツィペルココ)氏によるデザインです。風で舞い、光が揺らぎます。緑、青、黄色など蓄光材色によって自由な色彩計画が可能です。
またLED照明を使いホワイトガーデンの演出もできますし、スイッチを切れば蓄光材の光がふわっと浮かぶ瞬間が感動的です。
これは夜のガーデンを楽しむステキなアイテムですね!
◆SEGNAPASSO
「道しるべ」としての機能と可愛らしさ、美しさを兼ね備えたものを作りたいからはじまりました。道にしるしをつける・・・
子供のころ、道に石を置き、道しるべをつくりながら帰ったこと、また童話のワンシーンなどを思い出しました。
夜になってもその道しるべが見えるってとても嬉しいですね。
そして生まれたのがフィレンツェ大学教授Gianpiero ALFARANO(ジャンピエロアルファラーノ)氏と進めたプロジェクトです。
将来的に、電気エネルギーのコスト減、安全性の高い光の活用を目指し、公共的に実用できることが目標です。
◆CARTE GIAPPONESI
和紙+蓄光材の作品です。Luca氏が京都を訪れた際に手漉きの和紙に出会い、和紙職人と共に研究を行いました。印刷技術により蓄光+顔料を和紙に落とし込むアイデアが実現しました。
明るいと見えず、暗闇にアバンギャルドな発光を見せる新しい発想ですね。
◆Fotoluminescenza e Alta Moda
ファッション分野での蓄光材の活用は周囲を驚かせているでしょう。
個性的な見せ方、布の柔らかさや揺らぎが更に素敵に見えます。
日々アイデアを形にしていくLucedentro社のスタッフたちです。