Centro Congressi in Sicilia シチリアのコンベンションセンター

前回、雑誌記事を紹介したシチリアのコンベンションセンター(イベントホール)を手掛けた建築家Giuseppe Scanella(ジュセッペ スカンネッラ)氏が取材に応じてくれました。スタッフのTiziana(ティッツィアーナ)さん、お忙しい中ご対応ありがとうございます。
Vi ringrzio per l’intervista!! Arch.Giuseppe Scannella & Dott.ssa Tiziana Longo!!!

★中央にジュセッペ氏、素敵なスタッフとのショット
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南の島の農村、元々のオーナーは植物園かナーサリー(種苗園)を営んでいたと見られます。この地の樹種がたくさん配列され栽培されていた形跡があり、柑橘類の豊かな一角だったようです。

★修復前のアンティークな建物と周辺の様子
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ジュセッペ氏はこの建物の修復リニューアル及び中庭デザイン、照明計画と敷地全体マスタープランを手掛けました。修復物件に絡まないエリアのランドスケープ、植栽計画はバルセロナのデザイナーが、温室はまた別の建築家がそれぞれ手掛けたと話してくれました。数人のデザイナーが入ることで困難な調整もあったと思いますが、ジュセッペ氏を中心に、彼自身が他のデザイナーさんにも取材を繋げて下さり、思った以上にたくさんの情報を頂きました。雑誌だけではわからなかったプロジェクトの大きさを知り、より興味深い取材となりました。
雑誌記事の内容を読み返しつつ、以下掲載の写真や図面をご覧頂ければと思います。

★トータルマスタープランは各氏打合せの元作成
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★外観も美しくリニューアル、元々のファサードデザインを活かした修復です
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★建築の縦ラインに合わせ、前庭、中庭もグリットデザインに
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★昼景と夜景:個性的な樹木が景色をつくります
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★建物と建物の隙間空間を活かすデザイン
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★メインエントランス:門扉のデザインも手掛けました。シチリアでも盆栽を多く生産しています
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●クライアント RADICEPURA
http://www.radicepura.com/index.php
この施設はラディチェプーラと呼ばれ、造語ですが直訳でピュアな根、つまり純粋な場所、スタート地点のような意味合いがあるようです。修復したヴィッラや温室では結婚式やパーティ、コンベンション、会議など多岐にわたり利用されています。エトナ山とイオニア海、山と海の雄大な風景の中に位置し、その名の通り純度の高い自然に根付いた場所となっています。
クライアントはナーサリーを所有し、自ら施工しています。他にもホテルやワイナリー、アグリツーリズム、レストランと幅広く経営しています。
地元の住民だけでなく、海外からの顧客にも対応し、会議や接待、イベントや結婚式、観光客対応など「人が集まる場所」として、新しい活動の場を提供しています。

●全体面積56040㎡

●Centro Congressi(コンベンションセンター)
建築修復及び一部新築(約3,000㎡)、駐車場(約5,600㎡)、中庭(約3000㎡)
Arch.Giuseppe Scanella
www.scannella.it

●全体ランドスケープ計画(約45,000㎡)
B ‘JORDI BELLMUNT ‘AGATA BUSCEMI ARQUITECTES
http://www.jordibellmunt.com/

●植栽施工 Piante Earo(クライアントグループ)

●温室 Arch. Nadir Guemida(シチリア在住アラブ人:フリーランス)

第2回目は建築、インテリアの修復にスポットを当ててご紹介します。
第3回目はランドスケープ計画の取材記事を載せたいと思います。
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by ciaosae | 2014-07-20 09:27 | LAVORO(仕事) | Trackback | Comments(0)
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